Works
施設のすべての情報が集まる中央制御室で焼却炉の運転を主に行います。季節や曜日によって変動するごみを安定的に焼却できるよう、焼却炉内の状況を監視しながら運転を行います。業務内容は、毎日清掃工場内を巡回して機器を点検したり、クレーンを操作してごみを焼却炉内に投入することです。朝から夕方まで勤務する日勤だけの事業所もあれば、24時間連続で運転するために交替勤務をする事業所もあります。
施設の安定稼働を実現するために、機器のメンテナンスや補修を主に行います。施設内には大小様々な機器があるため、機器への給油や消耗品を交換する定期的な作業や、運転班からの報告を受けて機器の分解整備や補修が必要となるため、その対応を整備班が担当します。また、関係法令で定められた各種点検も行います。勤務は原則として朝から夕方までの日勤になります。
一般の方やごみ収集車が持ち込んだごみを受け入れする際に施設内を安全に誘導するのが受入班の仕事です。適切にごみの処理を行えるよう、持ち込まれたごみが受け入れ可能かを確認し、処理費の徴収も行います。勤務は施設がごみを受入している曜日の朝から夕方までの勤務になります。
事業所を円滑に運営するための業務を行うのが業務班の仕事です。施設の管理者への対応や外部業者との調整、部品と薬品の調達、また従業員に係る幅広い業務などを行います。平日の朝から夕方まで勤務します。
事業管理部では、会社運営のため、営業、事業所のサポート、総務と多岐にわたり業務を行っています。営業業務は、契約交渉や見積提案など社員の雇用場所や会社利益を確保するための対応を行います。事業所のサポートは、社員が働きやすいように、また、受託業務がスムーズに進むように、事業所の課題や人材確保に取り組んでいます。総務業務は、社員が安心して自分の職務に集中できるよう、労働条件や労働環境の管理を行っています。その他、金銭の管理をおこなう経理業務があります。
技術管理部では、各事業所が安全に業務を遂行できるように教育やサポートを行っています。安全業務として、直接施設へ赴き安全パトロールによる現地確認や安全意識の啓発活動を行ったり、事業所サポートとして、施設の適切な運転ができるよう、教育や課題解決のための助言を行っています。また、運転技術の向上のための研修や教育を行うだけでなく、各事業所から施設の改善提案などを募り、現場と一体となって技術の向上に努めています。
「DBO(デザイン・ビルド・オペレート)事業」とは、設計・建設と運営・維持管理を民間事業者が一括して行うものです。社会貢献への取り組みとして、わたしたちは豊富な経験に基づくノウハウと人材を活かしてDBO事業に参画し、長期にわたり運営と維持管理部門を担当しています。環境を意識した維持・運転管理や、一括受注する用役の調達など、様々な業務をトータルエンジニアリング力をいかんなく発揮することにより行い、社会に大きく貢献していきたいと考えています。